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会員限定経皮的冠動脈インターベンション(PCI)無作為化・多施設・非盲検・非劣性Circulation 2024読了 約4分

ACSでも1か月以内にアスピリンを止めチカグレロ単剤にすると優れる(強いP2Y12なら超短期DAPTが成功)― T-PASS

Hong. ACSでも1か月以内にアスピリンを止めチカグレロ単剤にすると優れる(強いP2Y12なら超短期DAPTが成功)― T-PASS(Stopping Aspirin Within 1 Month for Ticagrelor Monotherapy in ACS (T-PASS)). Circulation 2024;149(8):562-573.(DOI: 10.1161/CIRCULATIONAHA.123.066943 / PMID: 37878786 / NCT03797651)

急性冠症候群(ACS)患者2,850人(STEMI 40%、全例 生分解ポリマー シロリムスDES=Orsiro)を、1か月未満DAPT→チカグレロ単剤 vs 12か月チカグレロDAPTに無作為化。1年の正味複合(全死亡・MI・definite/probableステント血栓・脳卒中・大出血)は2.8% vs 5.2%(HR 0.54)で非劣性かつ優越。大出血(BARC 3/5)は1.2% vs 3.4%(HR 0.35)で半減以下、虚血イベントは同等。「ACSでも、1か月以内にアスピリンを止めチカグレロ単剤にすると、出血が減り虚血は増えず正味で優れる」を示した。強いP2Y12(チカグレロ)なら超短期DAPTが成功することを示し、STOPDAPT-2 ACS(クロピドグレル単剤の失敗)と鮮やかに対照をなす。

Background

背景・CQ

ACSの標準DAPTは12か月(クラスI)だが出血が問題。チカグレロ単剤への早期切り替えがACSで安全かは専用検証が乏しかった。

クリニカルクエスチョン

ACSで、1か月未満DAPT→チカグレロ単剤は12か月チカグレロDAPTに非劣性か?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

ACSでDES留置(n=2,850、STEMI 40%、全例Orsiro、韓国24施設)。

I
Intervention ・ 介入

1か月未満DAPT→チカグレロ単剤(90mg×2/日)(n=1,426)。

vs
C
Comparison ・ 対照

12か月チカグレロベースDAPT(n=1,424)。

O
Outcome ・ 評価項目

1年の正味複合(全死亡・MI・definite/probableステント血栓・脳卒中・大出血)の非劣性(ITT)。

方法:無作為化・多施設・非盲検・非劣性(韓国)。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。