Paper Cruxy
会員限定腎臓内科(多発性嚢胞腎・ADPKD)RCT・多施設・二重盲検・プラセボ対照N Engl J Med 2012読了 約7分

TEMPO 3:4試験:トルバプタンが、ADPKDの嚢胞の増大を初めて遅らせた
― バソプレシンV2受容体拮抗薬による、ADPKD初の疾患修飾治療

Torres VE, Chapman AB, Devuyst O, et al; TEMPO 3:4 Trial Investigators. Tolvaptan in Patients with Autosomal Dominant Polycystic Kidney Disease. N Engl J Med. 2012;367(25):2407–2418.(DOI: 10.1056/NEJMoa1205511 / PMID: 23121377 / NCT00428948)

バソプレシンV2受容体拮抗薬トルバプタンが、ADPKDの総腎容積(TKV)の増大と腎機能低下を初めて遅らせたことを示した大規模試験。主要評価のTKV年間増加率をトルバプタン2.8%/年 vs プラセボ5.5%/年と有意に抑制し、ADPKDで初めて「進行を遅らせる」疾患修飾治療を示した一本です。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。