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会員限定人工呼吸(HFNC・酸素療法)多施設・無作為化・非盲検試験JAMA読了 約4分

人工呼吸患者への早期 vs 後期気管切開(TracMan)

Young D. 人工呼吸患者への早期 vs 後期気管切開(TracMan)(Early vs Late Tracheostomy Placement in Patients Receiving Mechanical Ventilation (TracMan)). JAMA.(DOI: 10.1001/jama.2013.5154 / PMID: 23695482)

長期人工呼吸が見込まれる患者に、気管切開は早い方がよいか。TracManは909例を、早期(4日以内)vs 後期(10日以降)気管切開に無作為化。30日死亡は30.8% vs 31.5%で差なし、人工呼吸期間・ICU滞在も変わらなかった。さらに重要なことに、後期群では"長引く"と予測された患者の多くが実際には気切を要さなかった(改善・死亡・抜管)。"早期気切に利益はなく、臨床医は誰が長期換気を要するか予測できない"を示した一本。

Background

背景・CQ

気管切開は長期人工呼吸患者に頻用され、早期に行えば鎮静減・快適性・肺炎減・離脱促進で転帰を改善するという説があった。長期換気が見込まれる患者で、早期気管切開が後期より死亡を減らすかを検証した。

クリニカルクエスチョン

長期人工呼吸が見込まれる患者で、早期(4日以内)気管切開は後期(10日以降)より30日死亡を減らすか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

人工呼吸4日未満で、担当医が"さらに7日以上の換気を要する"と判断した成人 909例(英国72 ICU)

I
Intervention ・ 介入

早期気管切開(4日以内)

vs
C
Comparison ・ 対照

後期気管切開(10日以降、なお適応があれば)

O
Outcome ・ 評価項目

主要=30日全死亡。副次=ICU/在院・人工呼吸期間・鎮静・抗菌薬

方法:多施設・無作為化・非盲検試験(2004–2011年)。ブロック無作為化。試験登録はISRCTN28588190(ClinicalTrials.gov番号なし)。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。