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会員限定虚血性心疾患・冠動脈無作為化・多施設・二重盲検N Engl J Med 2007読了 約4分

プラスグレルはクロピドグレルより虚血を減らすが出血が増える(脳卒中既往・高齢・低体重は要注意)― TRITON-TIMI 38

Wiviott. プラスグレルはクロピドグレルより虚血を減らすが出血が増える(脳卒中既往・高齢・低体重は要注意)― TRITON-TIMI 38(Prasugrel vs Clopidogrel in ACS Undergoing PCI (TRITON-TIMI 38)). N Engl J Med 2007;357(20):2001-2015.(DOI: 10.1056/NEJMoa0706482 / PMID: 17982182 / NCT00097591)

PCI予定のACS患者13,608人を、プラスグレル(60mg→10mg)vs クロピドグレル(300mg→75mg)に二重盲検で無作為化。主要複合(心血管死・非致死的MI・非致死的脳卒中)は9.9% vs 12.1%(HR 0.81)でプラスグレルが優越、ステント血栓もほぼ半減(1.1% vs 2.4%、HR 0.48)。ただし非CABG TIMI大出血が増加(2.4% vs 1.8%、致死的出血も増)、CABG関連出血は著増。脳卒中/TIA既往は正味で害(禁忌へ)、75歳以上・体重60kg未満は正味利益なし。「強い血小板抑制は虚血を減らすが出血を増やす」を定量化し、プラスグレルの適応と注意群を画定した。

Background

背景・CQ

クロピドグレルは効果に個人差があり、より強力で安定したP2Y12阻害が望まれた。

クリニカルクエスチョン

ACS-PCIで、プラスグレルはクロピドグレルより虚血を減らすか(出血はどうか)?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

中〜高リスクACSでPCI予定(n=13,608、UA/NSTEMI 74%・STEMI 26%)。

I
Intervention ・ 介入

プラスグレル(60mgローディング→10mg/日)。

vs
C
Comparison ・ 対照

クロピドグレル(300mgローディング→75mg/日)。

O
Outcome ・ 評価項目

心血管死・非致死的MI・非致死的脳卒中の複合(中央値14.5か月)。安全性:非CABG TIMI大出血。

方法:無作為化・多施設・二重盲検。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。