現代の橈骨・強力P2Y12時代ではビバリルジン=ヘパリン(差なし)― VALIDATE-SWEDEHEART
Erlinge. 現代の橈骨・強力P2Y12時代ではビバリルジン=ヘパリン(差なし)― VALIDATE-SWEDEHEART(Bivalirudin vs Heparin Monotherapy in MI (VALIDATE-SWEDEHEART)). N Engl J Med 2017;377(12):1132-1142.(DOI: 10.1056/NEJMoa1706443 / PMID: 28844201 / NCT02311231)
MI(STEMI 3,005+NSTEMI 3,001)6,006人を、ビバリルジン vs 未分画ヘパリン単独に無作為化したレジストリベースRCT(スウェーデンSWEDEHEART登録を活用)。橈骨約90%・強力P2Y12(チカグレロ94.9%)・GPI予定なしの現代的設定。180日の複合(全死亡・MI・大出血)は両群で有意差なし(NSTEMI 12.1% vs 12.5%、HR 0.96、P=0.69)。死亡・再梗塞・大出血・ステント血栓もすべて同等。「現代の橈骨・強力P2Y12時代では、ビバリルジンはヘパリンに優らない」を示した。なおビバリルジン群で後注入は65%のみ(BRIGHT-4が全例必須としたのと対照的)。
背景・CQ
過去のビバリルジン試験はGPI併用ヘパリンとの比較や大腿アクセスが多かった。
橈骨・強力P2Y12・GPI予定なしの現代的設定で、ビバリルジンはヘパリン単独に優るか?
研究デザイン(PICO)
MI(STEMI+NSTEMI、PCI、n=6,006、スウェーデン)。橈骨約90%、強力P2Y12(チカグレロ94.9%)、GPI予定なし。
ビバリルジン(n=3,004、後注入は65%)。
未分画ヘパリン単独(n=3,002)。
180日の全死亡・MI・大出血の複合。
方法:多施設・前向き・無作為化・レジストリベースRCT(RRCT)・非盲検(スウェーデン25施設、SWEDEHEART登録で組み入れ・無作為化・データ収集、複合は盲検中央判定)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。