初発double-hitリンパ腫でDA-EPOCH-Rにベネトクラクスを上乗せ(ALLIANCE A051701)
Abramson JS. 初発double-hitリンパ腫でDA-EPOCH-Rにベネトクラクスを上乗せ(ALLIANCE A051701)(Venetoclax added to dose-adjusted EPOCH-R for newly diagnosed double-hit lymphomas (ALLIANCE A051701)). Lancet Haematol 2026.(DOI: 10.1016/S2352-3026(26)00191-2 / PMID: 42660130 / NCT03984448)
初発のdouble-hitリンパ腫(MYCとBCL2および/またはBCL6の再構成を伴う高悪性度B細胞リンパ腫)を、DA-EPOCH-R単独とDA-EPOCH-R+ベネトクラクスに1:1で割り付けた第2-3相試験の、第2相部分の結果。主要評価項目の無増悪生存中央値は単独群28.4か月に対しベネトクラクス群7.7か月(HR 1.13、95%CI 0.53–2.37、p=0.75)で統計学的な差はつかなかったが、治療中死亡が単独群1例(3%)に対しベネトクラクス群6例(17%、うち敗血症4例・心停止2例)と増え、24か月全生存は72%対52%(HR 2.49、95%CI 1.03–6.04、p=0.038)とベネトクラクス群で不良だった。この過剰死亡のため、double-hitリンパ腫コホートは早期中止となった。BCL2再構成があるからBCL2阻害薬が効くはず、という機序からの予測が裏切られた一本である。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。