フェノフィブラート併用は全体ではCVを減らさず、高TG・低HDL亜群でのみ示唆された
Ginsberg(ACCORD Study Group). フェノフィブラート併用は全体ではCVを減らさず、高TG・低HDL亜群でのみ示唆された(ACCORD Lipid). N Engl J Med 2010;362(17):1563-1574.(DOI: 10.1056/NEJMoa1001282 / PMID: 20228404 / NCT00000620)
スタチン(シンバスタチン)にフェノフィブラートを上乗せしても、2型糖尿病全体では心血管イベントを減らさなかった。ただし高トリグリセリド・低HDLの亜群でのみベネフィットが示唆された。ルーチン併用は支持されない、という試験。
背景・CQ
糖尿病の脂質異常は「高TG・低HDL」が特徴。スタチンでLDLを下げたうえで、フェノフィブラートでTGを下げHDLを上げれば、さらに心血管が良くなるのでは?
スタチンへのフェノフィブラート上乗せは、追加の心血管ベネフィットをもたらすか?
研究デザイン(PICO)
高心血管リスクの2型糖尿病で、シンバスタチン治療中(n=5518)。
フェノフィブラート上乗せ。
プラセボ上乗せ。
非致死性MI・非致死性脳卒中・CV死の複合。
方法:無作為化二重盲検(フェノフィブラートはマスク)。平均追跡4.7年。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。