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会員限定胃癌多施設・無作為化・対照試験N Engl J Med読了 約4分

D2郭清後胃癌への術後補助S-1(ACTS-GC)

Sakuramoto S. D2郭清後胃癌への術後補助S-1(ACTS-GC)(Adjuvant Chemotherapy for Gastric Cancer with S-1 after D2 Gastrectomy (ACTS-GC)). N Engl J Med.(DOI: 10.1056/NEJMoa072252 / PMID: 17978289 / NCT00152217)

日本ではD2リンパ節郭清が標準だが、それでも進行胃癌は再発する。ACTS-GCは1059例のStage II/III胃癌(D2郭清後)を、術後S-1(経口フッ化ピリミジン、1年内服)vs 手術単独に無作為化。3年生存は80.1% vs 70.1%(HR 0.68)、5年生存も71.7% vs 61.1%と改善した。経口薬で外来管理でき、"D2郭清+術後S-1"を東アジアの標準治療とした、日本発の重要エビデンス。

Background

背景・CQ

日本・東アジアではD2リンパ節郭清が胃癌手術の標準で、西欧より良好な成績を示す。しかしStage II/IIIでは再発が問題だった。過去の術後補助化学療法の試験は明確な生存利益を示せていなかった。D2郭清後のStage II/III胃癌で、経口フッ化ピリミジンS-1の1年間の術後内服が生存を改善するかを検証した。

クリニカルクエスチョン

D2郭清後のStage II/III胃癌で、S-1の1年間の術後内服は生存を改善するか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

D2郭清で治癒切除されたStage II/III胃癌の成人 1059例(日本)

I
Intervention ・ 介入

術後S-1(80–120 mg/日、4週内服・2週休薬を1年間)

vs
C
Comparison ・ 対照

手術単独

O
Outcome ・ 評価項目

主要=全生存(OS)。副次=無再発生存(RFS)

方法:多施設・無作為化・対照試験(日本)。第1回中間解析(3年)で主要評価の有意な改善を確認し、独立監視委員会の勧告で結果公開。NCT00152217。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。