敗血症性ショックのヒドロコルチゾンは死亡を変えないがショック離脱を速める
Venkatesh(ADRENAL/ANZICS-CTG). 敗血症性ショックのヒドロコルチゾンは死亡を変えないがショック離脱を速める(ADRENAL). N Engl J Med 2018;378(9):797-808.(DOI: 10.1056/NEJMoa1705835 / PMID: 29347874 / NCT01448109)
人工呼吸中の敗血症性ショックで、ヒドロコルチゾン200mg/日(持続)は90日死亡を変えなかった(27.9% vs 28.8%、OR 0.95・P=0.50)。ただしショック離脱・人工呼吸/ICU離脱が速い。同年のAPROCCHSS(ヒドロ+フルドロ)は死亡を43% vs 49%へ低下=ガイドラインは昇圧薬依存例に条件付き推奨。
背景・CQ
低用量ステロイドは敗血症性ショックの血管麻痺・相対的副腎不全に使われてきたが、死亡への効果は試験ごとに不一致だった。
ヒドロコルチゾンは死亡を減らすか?
研究デザイン(PICO)
人工呼吸+昇圧薬を要する敗血症性ショック成人(n=3800)。
ヒドロコルチゾン200mg/日 持続静注 ×7日(または死亡/ICU退室まで)。
プラセボ。
90日全死亡。
方法:無作為化・二重盲検・多施設(豪NZほか)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。