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会員限定血管炎(ANCA関連血管炎)無作為化・二重盲検・第3相N Engl J Med 2021読了 約4分

【原著撤回】ADVOCATE:アバコパンでANCA関連血管炎のステロイドを減らせると報告した論文

Jayne(ADVOCATE Study Group). 【原著撤回】ADVOCATE:アバコパンでANCA関連血管炎のステロイドを減らせると報告した論文(ADVOCATE). N Engl J Med 2021;384(7):599-609.(DOI: 10.1056/NEJMoa2023386 / PMID: 33596356 / NCT02994927)

※ 原著論文は2026年6月29日に撤回されました。以下は撤回前の論文の内容です。ANCA関連血管炎(GPA/MPA)で、経口C5a受容体阻害薬アバコパンを標準免疫抑制(リツキシマブ or シクロホスファミド)に併用すると、26週寛解はプレドニゾロン漸減に非劣性、52週の持続寛解は優越(65.7% vs 54.9%)。ステロイドを大幅に減らせる新戦略を示した。

Background

背景・CQ

ANCA関連血管炎の標準治療は高用量ステロイド+免疫抑制薬だが、ステロイドの累積毒性(感染・糖尿病・骨粗鬆症)が問題。補体の代替経路(C5a)が好中球を活性化し血管を傷害。

クリニカルクエスチョン

C5a受容体阻害でステロイドを置き換えられるか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

ANCA関連血管炎(GPA/MPA、新規 or 再発)(n=331)。

I
Intervention ・ 介入

経口アバコパン 30mg 1日2回+標準免疫抑制(RTX or CYC→AZA)。

vs
C
Comparison ・ 対照

プレドニゾロン漸減+標準免疫抑制(1:1)。

O
Outcome ・ 評価項目

26週寛解(BVAS=0+直近4週ステロイドなし)、52週の持続寛解。

方法:無作為化・二重盲検・第3相。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。