急性VTEへのアピキサバン単剤(AMPLIFY)
Agnelli G. 急性VTEへのアピキサバン単剤(AMPLIFY)(Oral Apixaban for the Treatment of Acute Venous Thromboembolism (AMPLIFY)). N Engl J Med.(DOI: 10.1056/NEJMoa1302507 / PMID: 23808982 / NCT00643201)
急性VTE(肺塞栓35%・近位DVT 65%)に、固定用量のアピキサバン単剤を標準治療(エノキサパリン→ワルファリン)と比較。再発VTE/VTE死は非劣性で、大出血は0.6% vs 1.8%と1/3に激減(優越)。二重盲検で示された点も強み。注射なし・モニタリングなしで、しかも出血が少ないDOACの実力を示した代表的試験。
背景・CQ
第Xa因子阻害薬アピキサバンは固定用量の経口薬で、VTE治療を簡便化しうる。急性VTEに対し、初期のヘパリンつなぎなしのアピキサバン単剤が、標準治療(エノキサパリン→ワルファリン)に有効性で非劣性かつ安全性(出血)で優れるかを検証した。
急性VTEに、初期ヘパリンつなぎなしのアピキサバン単剤は、標準治療に有効性で非劣性かつ出血で優れるか?
研究デザイン(PICO)
急性症候性VTE(近位DVT 65%、肺塞栓35%)の成人 5395例
アピキサバン10mg 1日2回×7日 → 5mg 1日2回×6か月
エノキサパリン → ワルファリン(標準治療)
主要有効性=再発症候性VTEまたはVTE関連死(非劣性)。主要安全性=大出血
方法:無作為化・二重盲検・ダブルダミー試験。一過性リスク因子(周術期など)の患者は除外。がん患者は約3%。6か月時点で評価。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。