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会員限定膵炎RCT・多施設・並行群間・評価者盲検・優越性試験Lancet 2020読了 約5分

重症予測の胆石性膵炎への緊急ERCP+乳頭切開(APEC)

Schepers NJ. 重症予測の胆石性膵炎への緊急ERCP+乳頭切開(APEC)(Urgent ERCP with Sphincterotomy versus Conservative Treatment in Predicted Severe Acute Gallstone Pancreatitis (APEC)). Lancet 2020.(DOI: 10.1016/S0140-6736(20)30539-0 / PMID: 32682482)

胆管炎を合併しない「重症と予測される」胆石性膵炎の患者232例を、来院24時間以内の緊急ERCP+胆道乳頭切開と保存的治療に1:1で割り付けた。主要評価項目である6か月以内の死亡または重大合併症(新規の持続性臓器不全、胆管炎、菌血症、肺炎、膵壊死、膵機能不全の複合)は、緊急ERCP群117例中45例(38%)vs 保存群113例中50例(44%)、リスク比0.87(95%CI 0.64–1.18)、p=0.37で有意差なし。個々の構成要素にも差はなく、唯一の例外が胆管炎で、2例(2%)vs 11例(10%)、RR 0.18(95%CI 0.04–0.78)、p=0.010と緊急ERCP群で少なかった。著者らは「胆管炎または持続する胆汁うっ滞がある患者に限ってERCPを行う」保存的戦略を支持している。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。