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会員限定腎性貧血(HIF-PHI)多施設・無作為化・非盲検・実薬対照・第3相試験N Engl J Med読了 約4分

透析患者の腎性貧血への経口HIF-PHIダプロダスタット(ASCEND-D)

Singh AK. 透析患者の腎性貧血への経口HIF-PHIダプロダスタット(ASCEND-D)(Daprodustat for the Treatment of Anemia in Patients Undergoing Dialysis (ASCEND-D)). N Engl J Med.(DOI: 10.1056/NEJMoa2113379 / PMID: 34739194 / NCT02879305)

腎性貧血は長らく注射のESA(エポエチン等)で治療されてきた。ASCEND-Dは2964例の透析患者を、経口HIF-PHI(低酸素誘導因子プロリル水酸化酵素阻害薬)ダプロダスタット vs 従来のESAに無作為化。ヘモグロビン維持は同等、主要心血管イベント(MACE)もHR0.93で"非劣性"だった。注射に代わる経口の選択肢を提供したが、ESAを上回るわけではない。HIF-PHIは血栓塞栓・悪性腫瘍などクラス特有の安全性に留意が必要。

Background

背景・CQ

CKDに伴う腎性貧血は、腎でのエリスロポエチン(EPO)産生低下が主因で、長らく注射のESA(赤血球造血刺激因子製剤)で治療されてきた。HIF-PHI(低酸素誘導因子プロリル水酸化酵素阻害薬)は、低酸素応答を模倣してHIFを安定化させ、内因性EPO産生と鉄利用を促す経口薬である。透析患者の腎性貧血で、経口HIF-PHIダプロダスタットがESAに対しヘモグロビン維持・心血管安全性で非劣性かを検証した。

クリニカルクエスチョン

透析中の腎性貧血で、経口HIF-PHIダプロダスタットはESAに対しヘモグロビン維持と心血管安全性で非劣性か?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

維持透析中の腎性貧血の成人 2964例(ESA低反応例を含む)

I
Intervention ・ 介入

ダプロダスタット(経口HIF-PHI、1日1回)

vs
C
Comparison ・ 対照

従来のESA(血液透析ではエポエチンα、腹膜透析ではダルベポエチンα)

O
Outcome ・ 評価項目

主要(共)=ヘモグロビン変化(28–52週)/初回主要心血管イベント(MACE)=非劣性

方法:多施設・無作為化・非盲検・実薬対照・第3相試験。MACE非劣性マージンを事前規定。GSK社資金。NCT02879305。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。