Paper Cruxy
原著を開く
会員限定消化器内科(肝臓・ウイルス性肝炎)RCT・多施設・多国・二重盲検・プラセボ対照N Engl J Med 2015読了 約6分

ASTRAL-1試験:1錠で全遺伝子型のC型肝炎を治す「汎遺伝子型」治療
― ソホスブビル/ベルパタスビル(SOF/VEL)が遺伝子型1・2・4・5・6で99%のSVR12を達成

Feld JJ, Jacobson IM, Hézode C, et al; ASTRAL-1 Investigators. Sofosbuvir and Velpatasvir for HCV Genotype 1, 2, 4, 5, and 6 Infection. N Engl J Med. 2015;373(27):2599–2607.(DOI: 10.1056/NEJMoa1512610 / PubMed: 26571066)

ソホスブビル/ベルパタスビルの12週が、遺伝子型1・2・4・5・6で99%のSVR12を達成。1錠で全型に対応する「汎遺伝子型(pangenotypic)」治療を確立し、遺伝子型判定を待たずに治療できる時代を開いた一本です。

Background

背景・CQ:なぜこの試験が必要だったのか

ION(SOF/LDV)は遺伝子型1を治しましたが、遺伝子型ごとにレジメンが違うのは煩雑でした。1錠で全型に効く薬が望まれていました。

クリニカルクエスチョン

「ソホスブビル/ベルパタスビルは、複数の遺伝子型にわたって有効・安全か?」

Design (PICO)

研究デザインの読み方(PICO)

P
Population ・ 患者

HCV遺伝子型1・2・4・5・6(治療歴・代償性肝硬変を含む)

I
Intervention ・ 介入

SOF/VEL(NS5B+NS5A阻害)12週

vs
C
Comparison ・ 対照

プラセボ(12週)

O
Outcome ・ 評価項目

SVR12

患者背景(要点):実薬624例/プラセボ116例、多国・多施設、二重盲検。

この続きは、無料登録で読めます。

登録に必要なのは、メールアドレスとパスワードだけです。カードの登録は要りません。
登録すると、この論文の続きを含めて、毎週3本まで、どの論文でも本文が読めます(毎週月曜にリセット)。

登録すると読める、この先の章
  1. 主な結果
  2. キーメッセージと臨床インパクト
  3. 解釈と限界
  4. まとめ
  5. Editor's Note(解釈・使いどころ)

すべて読みたい方は、登録後にプレミアムを14日間¥0で試せます(カード登録が必要)。

最後まで読める3本も。

どの論文も、冒頭の2章はこのまま読めます。登録なしで最後まで読める解説も3本あります。

無料で読める3本を見る

本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。