ATHENA試験:ドロネダロンが、心房細動で初めて「入院と死亡」を減らした
Hohnloser SH, et al. Effect of dronedarone on cardiovascular events in atrial fibrillation. N Engl J Med. 2009;360(7):668-78.(DOI: 10.1056/NEJMoa0803778 / PMID: 19213680 / NCT00174785)
死亡の追加リスク因子をもつ心房細動 4628例を、ドロネダロン400mg 1日2回とプラセボに二重盲検で割付。心血管イベントによる初回入院または死亡は31.9% vs 39.4%、HR 0.76(0.69–0.84)、p<0.001で有意に減少。心血管死も2.7% vs 3.9%、HR 0.71で有意に減った。抗不整脈薬が、リズムそのものではなく「臨床イベント」を減らした最初の試験である。
背景・CQ
ドロネダロンは、心房細動の治療薬として開発されていた新しい抗不整脈薬である。
本試験は、死亡の追加リスク因子をもつ心房細動患者におけるドロネダロンの効果を評価するために行われた。
死亡の追加リスク因子をもつ心房細動患者において、ドロネダロンは心血管イベントによる入院または死亡を減らすか?
研究デザインの読み方(PICO)
心房細動があり、死亡の追加リスク因子をもつ患者 4628例
ドロネダロン 400 mg 1日2回 2301例
プラセボ 2327例
心血管イベントによる初回入院 または 死亡
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。