STEMIでも超薄ストラット・生分解ポリマーのシロリムスDESが従来EESに優る ― BIOSTEMI
Iglesias. STEMIでも超薄ストラット・生分解ポリマーのシロリムスDESが従来EESに優る ― BIOSTEMI(Ultrathin Biodegradable-Polymer SES vs Durable-Polymer EES in STEMI (BIOSTEMI)). Lancet 2019;394(10205):1243-1253.(DOI: 10.1016/S0140-6736(19)31877-X / PMID: 31488372 / NCT02579031)
STEMI患者1,300人を、超薄ストラット生分解ポリマー シロリムスDES(Orsiro)vs 耐久ポリマー エベロリムスDES(Xience)に1:1で無作為化した優越性試験。1年の標的病変不全(TLF)は4% vs 6%でOrsiroが優越(主に虚血driven TLRの低下)。5年(BIOSTEMI ES)でも優越が持続。血栓量が多く治癒が問題になりやすいSTEMIで、超薄ストラット・生分解ポリマーが特に有利であることを示した。BIOFLOW-Vと併せ、超薄ストラットBP-SESを現代の有力選択肢に位置づける。
背景・CQ
STEMIは血栓量が多く、ステント留置後の治癒・malappositionが問題になりやすい。
超薄ストラット・生分解ポリマーのOrsiroは、STEMIでXienceに優るか?
研究デザイン(PICO)
急性STEMIで一次PCIを受ける患者(n=1,300、1,622病変、スイス10施設)。
超薄ストラット 生分解ポリマー シロリムスDES(Orsiro)(n=649)。
耐久ポリマー エベロリムスDES(Xience)(n=651)。
1年TLF(心臓死・標的血管MI・虚血driven TLR)。優越性(Bayesian、BIOSCIENCEのSTEMIサブを事前情報に)。
方法:前向き・多施設・単盲検(評価者盲検)・無作為化(1:1)・優越性。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。