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会員限定GLP-1受容体作動薬RCT・第2b相・多施設・非盲検・実薬対照Ann Intern Med 2026読了 約5分

2週に1回のGLP-1受容体作動薬ボファングルチド ― 週1回セマグルチド1mgとのHbA1c比較(第2b相)

Liu M. 2週に1回のGLP-1受容体作動薬ボファングルチド ― 週1回セマグルチド1mgとのHbA1c比較(第2b相)(Weekly and Biweekly Treatment With Bofanglutide Versus Semaglutide in Chinese Patients With Type 2 Diabetes: A Phase 2b Randomized Clinical Trial). Ann Intern Med 2026.(DOI: 10.7326/ANNALS-25-04623 / PMID: 42372276 / NCT06256549)

ボファングルチドは開発中のGLP-1受容体作動薬で、2週に1回(Q2W)投与が可能な点が特徴。中国37施設で、HbA1c 7.0〜11.0%の2型糖尿病成人272例(薬物未治療または経口血糖降下薬が安定している患者)を5群に1:1:1:1:1で割り付けた非盲検・実薬対照の第2b相試験である。主要評価項目である24週時点のHbA1c変化量は、ボファングルチド 12mg Q2W −1.87%(95%CI −2.11〜−1.63)、18mg Q2W −2.28%(−2.54〜−2.03)、24mg Q2W −1.94%(−2.19〜−1.69)、24mg 週1回 −2.32%(−2.57〜−2.06)、セマグルチド1mg 週1回 −1.60%(−1.85〜−1.35)。セマグルチドとの差はそれぞれ −0.27%、−0.68%、−0.34%、−0.72%だった。消化器有害事象(大半がGrade 1〜2)はボファングルチド群81.8〜87.3%、セマグルチド群51.9%。低血糖は0〜3.8% vs 1.9%で、重症低血糖はなかった。

Background

背景・CQ

GLP-1受容体作動薬は2型糖尿病と肥満症の治療で中心的な役割を占めるようになったが、注射の頻度は治療継続を左右する。ボファングルチドは2型糖尿病と過体重・肥満を対象に開発中のGLP-1受容体作動薬で、2週に1回の投与が可能とされる。

クリニカルクエスチョン

2週に1回または週1回のボファングルチドは、週1回セマグルチド1mgと比べてHbA1cをどの程度下げ、安全性はどうか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

中国37施設の2型糖尿病成人272例。薬物未治療または経口血糖降下薬が安定している、HbA1c 7.0〜11.0%の患者。平均年齢50.8歳、HbA1c 8.35%、BMI 27.9 kg/m²

I
Intervention ・ 介入

ボファングルチド 12mg/18mg/24mg を2週に1回(Q2W)、またはボファングルチド 24mg を週1回(QW)まで漸増する4群

vs
C
Comparison ・ 対照

セマグルチド 1mg を週1回まで漸増(実薬対照)

O
Outcome ・ 評価項目

主要=ベースラインから24週までのHbA1c変化量。副次=有効性の副次評価項目、安全性

方法:RCT・第2b相・多施設・非盲検・実薬対照。中国37施設。272例を5群に1:1:1:1:1で割り付けた。資金はGan & Lee Pharmaceuticals。試験登録はNCT06256549。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。