アニデュラファンギンが侵襲性カンジダ症でフルコナゾールに優越 ― エキノカンジン第一選択の根拠
Reboli. アニデュラファンギンが侵襲性カンジダ症でフルコナゾールに優越 ― エキノカンジン第一選択の根拠(Anidulafungin vs Fluconazole for Invasive Candidiasis (Reboli)). N Engl J Med 2007;356(24):2472-2482.(DOI: 10.1056/NEJMoa066906 / PMID: 17568028 / NCT00056368)
主にカンジダ血症の成人で、エキノカンジン(アニデュラファンギン)vs フルコナゾールを比較。点滴終了時の全般的奏効は75.6% vs 60.2%(差15.4%、95%CI 3.9–27.0)でアニデュラファンギンが優越。血液培養の陰性化も速い。カンジダ血症にエキノカンジンを第一選択とする根拠の一つ。
背景・CQ
侵襲性カンジダ症(多くはカンジダ血症)は死亡率が高い。静菌的なフルコナゾールに対し、殺真菌的なエキノカンジンは耐性が少なく非アルビカンス(C. glabrata等)にも有効。
アニデュラファンギンはフルコナゾールに非劣性/優越か?
研究デザイン(PICO)
侵襲性カンジダ症の成人(89%がカンジダ血症、n≈245)。C. kruseiは除外。
アニデュラファンギン(初回200mg→100mg/日、静注)。
フルコナゾール(初回800mg→400mg/日、静注。安定後は経口へ移行可)。
点滴治療終了時の全般的奏効(臨床+微生物学的)(非劣性、事前規定で優越も検定)。
方法:無作為化・二重盲検・多施設・第3相。10日以上の静注後、感受性があれば経口フルコナゾールへステップダウン可。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。