レカネマブが早期アルツハイマー病の進行を抑える ― 初の明確な疾患修飾薬
van Dyck. レカネマブが早期アルツハイマー病の進行を抑える ― 初の明確な疾患修飾薬(Clarity AD). N Engl J Med 2023;388(1):9-21.(DOI: 10.1056/NEJMoa2212948 / PMID: 36449413 / NCT03887455)
アミロイドが確認された早期アルツハイマー病で、抗アミロイド抗体レカネマブがプラセボより認知・機能の低下(CDR-SB)を18ヶ月で27%抑制し、脳アミロイドを大きく除去。効果は中等度だが、初めて明確な臨床的有益性を示した疾患修飾薬。ARIA(脳浮腫・微小出血)に注意。
背景・CQ
アルツハイマー病はアミロイドβの蓄積が引き金とされ、これを除去する抗体は数々が臨床効果を示せずにきた。
可溶性プロトフィブリルを標的とするレカネマブは、早期ADの進行を抑えるか?
研究デザイン(PICO)
早期AD(軽度認知障害〜軽度認知症)、アミロイド陽性(PET/CSF)(n=1795)。
レカネマブ 10mg/kg を2週ごと静注(898例)。
プラセボ(897例)。
18ヶ月のCDR-SB(臨床認知症評価・Sum of Boxes)の変化。
方法:国際・第3相・二重盲検・プラセボ対照。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。