高リスク卵円孔開存の潜因性脳卒中にPFO閉鎖 ― 再発をほぼゼロに
Mas(CLOSE Investigators). 高リスク卵円孔開存の潜因性脳卒中にPFO閉鎖 ― 再発をほぼゼロに(CLOSE). N Engl J Med 2017;377(11):1011-1021.(DOI: 10.1056/NEJMoa1705915 / PMID: 28902593 / NCT00562289)
心房中隔瘤または大きな右左シャントを伴う高リスク卵円孔開存(PFO)の潜因性脳卒中で、PFO閉鎖+抗血小板薬が抗血小板薬単独より再発脳卒中をほぼゼロに(5.3年で 0/238 vs 14/235、HR 0.03)。若年の高リスクPFOでPFO閉鎖を確立した。
背景・CQ
潜因性脳卒中の若年例にはPFOがよくみられ、奇異性塞栓が疑われる。初期のPFO閉鎖試験は主要解析で有意差を示せなかった。
高リスクPFO(心房中隔瘤/大シャント)を選べば、PFO閉鎖は再発を防ぐか?
研究デザイン(PICO)
16〜60歳、潜因性脳卒中、PFO+心房中隔瘤または大きな右左シャント(n=663、3群)。
PFO閉鎖+抗血小板薬(238例)。
抗血小板薬単独(235例)(別群で抗凝固も比較)。
再発脳卒中。
方法:仏・独の多施設・無作為化・オープンラベル・優越性(追跡中央値約5.3年)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。