ルキソリチニブが骨髄線維症の脾腫と症状を改善 ― 初のJAK阻害薬
Verstovsek. ルキソリチニブが骨髄線維症の脾腫と症状を改善 ― 初のJAK阻害薬(COMFORT-I). N Engl J Med 2012;366(9):799-807.(DOI: 10.1056/NEJMoa1110557 / PMID: 22375971 / NCT00952289)
中等度2〜高リスクの骨髄線維症で、JAK1/2阻害薬ルキソリチニブがプラセボより脾腫を縮小し、全身症状を改善(脾容積35%以上の縮小 41.9% vs 0.7%)。後の追跡で生存改善も。骨髄線維症で初めての分子標的(JAK阻害)治療。
背景・CQ
骨髄線維症はJAK-STAT経路の恒常的活性化を背景に、脾腫・全身症状(倦怠感・盗汗・体重減少)・血球異常をきたす。当時、症状を改善する有効薬はなかった。
JAK1/2を阻害するルキソリチニブは、脾腫と症状を改善するか?
研究デザイン(PICO)
中等度2または高リスクの骨髄線維症(原発/PV後/ET後)、血小板≥100,000/μL(n=309)。
ルキソリチニブ 15〜20mg×2/日(経口)(155例)。
プラセボ(154例)。
24週で脾容積が35%以上縮小した患者の割合(MRI)。
方法:二重盲検・無作為化・プラセボ対照・第3相。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。