ISRはDCBも追加DESも有効、TLRはDESがやや優れ安全性は同等 ― DAEDALUS(10試験統合メタ)
Giacoppo. ISRはDCBも追加DESも有効、TLRはDESがやや優れ安全性は同等 ― DAEDALUS(10試験統合メタ)(Paclitaxel-Coated Balloon vs DES for In-Stent Restenosis: Patient-Level Meta-Analysis (DAEDALUS)). Eur Heart J 2020;41(38):3715-3728.(DOI: 10.1093/eurheartj/ehz594 / PMID: 31511862)
冠動脈ステント内再狭窄(ISR)に対するパクリタキセルDCB vs 追加DESの10 RCTを統合した患者レベル(IPD)メタ解析。3年の主要有効性(標的病変血行再建、TLR)は追加DESがやや優れるが、主要安全性(死亡・MI・標的病変血栓)と正味複合は両群同等。「ISRはDCBも追加DESも有効で、TLRはDESがわずかに優るが安全性は同等。DCBは金属層を足さない利点がある」を、個別試験を超えて統合したISR治療戦略の総括的エビデンス。
背景・CQ
ISRの2大治療はDCBと追加DESだが、個別RCTは臨床エンドポイントに対する検出力が不足し、結果も不均一だった。
ISRで、DCBと追加DESはどちらが優れるか(患者レベル統合)?
研究デザイン(PICO)
冠動脈ISR(10 RCTの統合、患者レベルデータ)。
パクリタキセルDCB。
追加DES(repeat stenting)。
有効性=TLR、安全性=死亡・MI・標的病変血栓の複合。正味複合も評価。
方法:個別患者データ(IPD)メタ解析(10 RCT、協調的・包括的)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。