高出血リスク患者のPCI後、DAPTはどこまで短縮できるか(14 RCTのメタ解析)
Zito A. 高出血リスク患者のPCI後、DAPTはどこまで短縮できるか(14 RCTのメタ解析)(Dual Antiplatelet Therapy Duration in Patients at High Bleeding Risk Undergoing PCI: A Meta-Analysis of 14 RCTs). JAMA Cardiol 2026.(DOI: 10.1001/jamacardio.2026.1922 / PMID: 42340698)
高出血リスク(HBR)患者のPCI後DAPT期間を比べたRCT 14本・11,398例(平均74.7歳)のメタ解析。短縮DAPT(1〜3か月)は標準DAPT(6〜12か月)に対し、BARC 3〜5型出血(MCRB)RR 0.71(95%CI 0.55〜0.92、P=.009)、大出血 RR 0.76(0.59〜0.99、P=.04)と出血を減らし、MACE RR 0.97(0.81〜1.16、P=.76)、死亡 RR 0.96(0.79〜1.15、P=.63)、心筋梗塞 RR 1.02(0.83〜1.25、P=.86)、ステント血栓症 RR 1.11(0.73〜1.69、P=.63)と虚血は増えなかった。1か月 vs 3か月のネットワークメタ解析では MACE RR 1.28(0.96〜1.72)で有意差はないが、直接比較した1試験ではMACEが多い傾向。抄録に記載のとおり、HBR患者では「短縮DAPTは出血を減らし虚血は増やさない」がまとまり、1か月まで詰めるかは慎重な判断が残る。
この続きは、無料登録で読めます。
無料登録すると、毎週3本まで、どの論文でも本文が読めます(毎週月曜にリセット)。すべて読みたい方は、登録後にプレミアムを14日間¥0で試せます。
本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。