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会員限定生活習慣・減量療法クラスターRCT・非盲検・2群Lancet 2018読了 約5分

2型糖尿病は減量で寛解するか(DiRECT)

Lean ME. 2型糖尿病は減量で寛解するか(DiRECT)(Primary Care-Led Weight Management for Remission of Type 2 Diabetes (DiRECT)). Lancet 2018.(DOI: 10.1016/S0140-6736(17)33102-1 / PMID: 29221645 / ISRCTN03267836)

英国のスコットランドとイングランドのタインサイド地域の一般診療所49施設をクラスター単位で割り付け、体重管理プログラム(23施設)と、ガイドラインに沿った通常の最善治療(26施設)を比べた非盲検試験。対象は20〜65歳、診断から6年以内、BMI 27〜45kg/m²、インスリン未使用の2型糖尿病306例。プログラムは、糖尿病薬と降圧薬の中止、3〜5か月の置き換え食(825〜853kcal/日)、2〜8週かけた通常食への段階的な復帰、その後の体重維持の支援からなる。12か月後、15kg以上の減量は24% vs 0%、糖尿病の寛解(糖尿病薬を2か月以上止めた状態でHbA1c 6.5%未満)は46%(68例)vs 4%(6例)、オッズ比19.7(95%CI 7.8〜49.8)だった。「2型糖尿病は一生薬を続ける病気」という前提を、プライマリケアの現場で崩した試験である。

Background

背景・CQ

2型糖尿病は生涯にわたる治療を要する慢性疾患と考えられてきた。

クリニカルクエスチョン

日常のプライマリケアの中で集中的な体重管理を行えば、2型糖尿病の寛解を達成できるか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

20〜65歳、診断から6年以内、BMI 27〜45kg/m²、インスリン未使用の2型糖尿病306例(49診療所)。intention-to-treat 集団は各群149例

I
Intervention ・ 介入

体重管理プログラム(糖尿病薬・降圧薬の中止、825〜853kcal/日の置き換え食を3〜5か月、2〜8週かけた段階的な食事の再導入、長期の体重維持のための構造化された支援)

vs
C
Comparison ・ 対照

ガイドラインに沿った最善の通常治療

O
Outcome ・ 評価項目

共同主要評価項目(階層的に解析)=①12か月での15kg以上の減量 ②糖尿病の寛解(すべての糖尿病薬を2か月以上止めた状態でHbA1c 6.5%未満〈48mmol/mol未満〉)

方法:クラスターRCT・非盲検・2群。英国の一般診療所49施設を、コンピュータで作成した割り付け表により1:1で割り付け、地域(タインサイドかスコットランドか)と診療所の登録患者数(5700人超か以下か)で層別化した。参加者・支援者・評価者は割り付けを知っており、統計担当者だけが知らされていなかった。2014年7月25日〜2017年8月5日に登録。資金は Diabetes UK。試験登録は ISRCTN03267836。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。