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会員限定心不全(HFpEF)無作為化・二重盲検・プラセボ対照N Engl J Med 2021読了 約4分

HFpEFで初めて勝った薬――エンパグリフロジン(EMPEROR-Preserved)

. HFpEFで初めて勝った薬――エンパグリフロジン(EMPEROR-Preserved)(Empagliflozin in Heart Failure with a Preserved Ejection Fraction (EMPEROR-Preserved)). N Engl J Med 2021;385:1451-1461.(DOI: 10.1056/NEJMoa2107038 / PMID: 34449189 / NCT03057977)

"効く薬がない"心不全と言われ続けたHFpEF(EFが保たれた心不全)。EMPEROR-Preservedは、SGLT2阻害薬エンパグリフロジンで心血管死+心不全入院を21%減らし、約15年ぶりに明確な勝ち試験となりました。何が変わったのか、5分で。

Background

背景・CQ

LVEFが保たれた心不全(HFpEF)は心不全の約半数を占めるのに、予後を改善する確立した薬物治療が長年ありませんでした(多くの試験が主要評価未達)。SGLT2阻害薬がHFrEFで成功したことを受け、EF>40%でも効くかを検証したのが本試験です。

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

NYHA II–IV、LVEF >40%(HFmrEF+HFpEF)の心不全 5,988例。糖尿病あり・なし両方。通常治療に上乗せ。

I
Intervention ・ 介入

エンパグリフロジン 10mg 1日1回

vs
C
Comparison ・ 対照

プラセボ

O
Outcome ・ 評価項目

主要評価=心血管死または心不全入院の複合

方法:無作為化・二重盲検・プラセボ対照。中央値約26か月の追跡。EF別(41–49/50–59/≥60%)のサブ解析も実施。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。