FLAME試験:増悪歴のあるCOPDに、LABA/LAMAとLABA/ICSはどちらが優れるか
― 「増悪予防にまずICS」という常識に一石を投じた試験(LABA/LAMA vs LABA/ICS)
Wedzicha JA, Banerji D, Chapman KR, et al. Indacaterol-Glycopyrronium versus Salmeterol-Fluticasone for COPD. N Engl J Med. 2016;374(23):2222–2234.(DOI: 10.1056/NEJMoa1516385 / NCT01782326)
増悪歴のあるCOPDで、LABA/LAMA(インダカテロール/グリコピロニウム)とLABA/ICS(サルメテロール/フルチカゾン)を比較。LABA/LAMAが増悪予防で非劣性かつ優越(11%減)で、肺炎も少なかった。「増悪予防にまずICS」という常識に一石を投じた試験です。
背景・CQ
増悪リスクの高いCOPDでは長くICSを含む配合(LABA/ICS)が第一選択とされたが、LABA/LAMAの位置づけは不明だった。
増悪歴のあるCOPDで、LABA/LAMAはLABA/ICSより増悪を減らすか?
研究デザインの読み方(PICO)
40歳以上、中等度〜最重症COPD+過去1年に≥1回の増悪
インダカテロール/グリコピロニウム(LABA/LAMA)1日1回
サルメテロール/フルチカゾン(LABA/ICS)1日2回
全COPD増悪の年間発生率
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。