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会員限定胃癌多施設・無作為化・第2/3相試験Lancet読了 約4分

切除可能胃・食道胃接合部癌への周術期FLOT vs ECF/ECX(FLOT4)

Al-Batran SE. 切除可能胃・食道胃接合部癌への周術期FLOT vs ECF/ECX(FLOT4)(Perioperative FLOT versus ECF/ECX for Resectable Gastric or GEJ Adenocarcinoma (FLOT4)). Lancet.(DOI: 10.1016/S0140-6736(18)32557-1 / PMID: 30982686 / NCT01216644)

MAGICが確立した周術期化学療法だが、そのECFレジメンは改良の余地があった。FLOT4は716例を、周術期FLOT(ドセタキセル・オキサリプラチン・5-FU・ロイコボリン)vs ECF/ECX(MAGIC型)に無作為化。全生存は50 vs 35か月(HR 0.77)と延長し、病理学的完全奏効も多かった。周術期化学療法の"中身"をECFからFLOTへ更新し、全身状態の良い患者における切除可能胃・食道胃接合部腺癌の新標準を確立した。

Background

背景・CQ

MAGIC以降、周術期ECF/ECX(エピルビシン・シスプラチン・5-FU/カペシタビン)が切除可能胃・食道胃接合部(GEJ)腺癌の西欧標準だった。ドセタキセルを含むFLOTレジメンが進行胃癌で高い奏効を示していたことから、これを周術期に用いればECF/ECXを上回るかを検証した。

クリニカルクエスチョン

切除可能な胃・食道胃接合部腺癌で、周術期FLOTはECF/ECXを上回るか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

局所進行(≥cT2かつ/またはcN+)切除可能な胃・GEJ腺癌の成人 716例(ドイツ多施設、第3相部分)

I
Intervention ・ 介入

周術期FLOT(ドセタキセル・オキサリプラチン・ロイコボリン・5-FU、術前4+術後4コース)

vs
C
Comparison ・ 対照

周術期ECF/ECX(エピルビシン・シスプラチン・5-FUまたはカペシタビン、術前3+術後3コース)

O
Outcome ・ 評価項目

主要=全生存(OS)。副次=無増悪生存・病理奏効・R0切除率

方法:多施設・無作為化・第2/3相試験。ドイツがん支援(Deutsche Krebshilfe)、Sanofi-Aventis・Chugai等の資金。NCT01216644。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。