糖尿病の多枝病変ではCABGがPCIに優越した(死亡・MI↓、脳卒中↑)
Farkouh. 糖尿病の多枝病変ではCABGがPCIに優越した(死亡・MI↓、脳卒中↑)(FREEDOM). N Engl J Med 2012;367(25):2375-2384.(DOI: 10.1056/NEJMoa1211585 / PMID: 23121323 / NCT00086450)
糖尿病+多枝冠動脈疾患で、冠動脈バイパス術(CABG)が薬剤溶出ステントによるPCIに優越。5年で死亡・心筋梗塞を減らした一方、脳卒中は増えた。糖尿病の多枝病変ではCABGを基本に、という流れを決定づけた試験。
背景・CQ
糖尿病患者は冠動脈疾患が広範でステント再狭窄も多い。薬剤溶出ステント(DES)時代に、CABGとPCIのどちらが良いかは不明だった。
糖尿病+多枝病変で、CABGはPCI(DES)より心血管アウトカムを改善するか?
研究デザイン(PICO)
糖尿病+多枝冠動脈疾患(2枝以上・2領域以上に≥70%狭窄、左主幹部は除外)(n=1900、18か国140施設)。
CABG(n=947、動脈グラフト推奨)。
PCI(薬剤溶出ステント、n=953)。
5年時点の総死亡・非致死性MI・非致死性脳卒中の複合。
方法:無作為化・国際多施設。5年イベント率で評価(その後7.5年まで追跡)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。