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会員限定脂質・二次予防(スタチン)多施設・無作為化・二重盲検・プラセボ対照試験Lancet読了 約4分

高リスク2万人へのシンバスタチン(Heart Protection Study)

Heart Protection Study Collaborative Group. 高リスク2万人へのシンバスタチン(Heart Protection Study)(MRC/BHF Heart Protection Study of Cholesterol Lowering with Simvastatin in 20,536 High-Risk Individuals (HPS)). Lancet.(DOI: 10.1016/S0140-6736(02)09327-3 / PMID: 12114036)

CARE・LIPIDは"コレステロール値を問わない二次予防"を示唆したが、"LDLが低い人でも本当に有益か"の決定的証明が求められた。HPSは20,536例の高リスク(冠動脈疾患・他の動脈硬化性疾患・糖尿病)を、シンバスタチン40mg vs プラセボに無作為化。総死亡を13%、主要血管イベントを24%減らし、ベースラインLDLが低くても(LDL<100 mg/dLでも)、女性・高齢者・糖尿病でも一貫して有益だった。"高リスクなら、LDL値・年齢・性別を問わずスタチン"を決定づけた、スタチン二次予防エビデンスの頂点。

Background

背景・CQ

CARE・LIPIDは、コレステロール値を問わずスタチンが二次予防に有益なことを示唆したが、"LDLが特に低い患者でも有益か""女性・高齢者・糖尿病・脳血管/末梢動脈疾患など多様な高リスク集団でも有益か"の決定的な証明が、大規模で求められた。

クリニカルクエスチョン

多様な高リスク患者で、ベースラインLDLを問わず、シンバスタチンは死亡・血管イベントを減らすか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

40〜80歳、冠動脈疾患・他の閉塞性動脈疾患(脳血管・末梢動脈)・糖尿病のいずれかを持つ高リスク者 20,536例(総コレステロール≥135 mg/dLのみ、LDLの上限基準なし=低LDLも含む)

I
Intervention ・ 介入

シンバスタチン40 mg/日

vs
C
Comparison ・ 対照

プラセボ(2×2で抗酸化ビタミンも比較=無効)

O
Outcome ・ 評価項目

主要=総死亡、および致死的/非致死的血管イベント

方法:多施設・無作為化・二重盲検・プラセボ対照試験(英国MRC/BHF)。平均追跡5年。2002年発表(試験登録制度確立前でNCT記載なし)。Merck関与。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。