IMPACT ― 高齢者うつの連携ケアが、プライマリケアで大きな改善をもたらす
. IMPACT ― 高齢者うつの連携ケアが、プライマリケアで大きな改善をもたらす(IMPACT(collaborative care)). JAMA 2002;288(22):2836-2845.(DOI: 10.1001/jama.288.22.2836 / PMID: 12472325)
60歳以上のうつ病1801人で、連携ケア(ケアマネジャー+段階的治療+精神科医の監督をプライマリケアに統合)vs 通常ケアを比較。12か月で症状50%以上改善が45% vs 19%=大幅改善。機能・QOLも向上し、効果は2年持続。連携ケア(collaborative care)モデルの礎。
背景・CQ
高齢者の約1割がうつを抱えるが、プライマリケアで十分な治療を受ける人はわずか。
専門医に頼らず、プライマリケアの中でうつ治療を組織化すれば、転帰は改善するか?
研究デザイン(PICO)
60歳以上・大うつ病/気分変調症のプライマリケア患者(n=1801、米18診療所)。
IMPACT連携ケア(12か月)=うつ病ケアマネジャーが診療所内で関与し、段階的治療(抗うつ薬および/または問題解決療法 PST)を、精神科医とかかりつけ医の監督のもとで提供。
通常ケア。
12か月時のうつ症状(50%以上の改善/重症度)。
方法:無作為化・多施設。測定に基づくケア(measurement-based care)+段階的強化。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。