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会員限定睡眠時無呼吸スペイン15施設・オープンラベル・並行群間RCTLancet Respir Med読了 約4分

急性冠症候群後の非眠気OSAへのCPAP(ISAACC)

Sánchez-de-la-Torre M. 急性冠症候群後の非眠気OSAへのCPAP(ISAACC)(OSA and CPAP on Cardiovascular Events after Acute Coronary Syndrome (ISAACC)). Lancet Respir Med.(DOI: 10.1016/S2213-2600(19)30271-1 / PMID: 31839558 / NCT01335087)

急性冠症候群(ACS)の患者には、眠気のないタイプのOSAがしばしば併存する。この非眠気OSAをCPAPで治療すれば、再発する心血管イベントを減らせるのか。ISAACCはスペイン15施設のRCTで検証。CPAP群と通常ケア群で心血管イベントは16% vs 17%と差なし。さらにOSAの有無でCVリスクにも差がなかった。SAVEに続き「非眠気OSAへのCPAPは心血管予防にならない」を補強した一本。

Background

背景・CQ

ACS後も相当の心血管罹患・死亡が残る。OSAはACS患者に高頻度で併存するが、その治療(CPAP)が二次心血管イベントを減らすかは不明。特に"眠気の少ない"OSAでの意義を、ACSという急性期の高リスク集団で検証した。

クリニカルクエスチョン

急性冠症候群後の非眠気OSAをCPAPで治療すると、二次心血管イベントを減らせるか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

ACSを発症した非眠気(Epworthが低い)成人。呼吸ポリグラフでOSAを診断

I
Intervention ・ 介入

CPAP+通常ケア(633例)

vs
C
Comparison ・ 対照

通常ケア単独(631例)。参照群:OSAなし患者(603例)

O
Outcome ・ 評価項目

主要=追跡期間中の心血管イベント(心血管死、非致死的心筋梗塞、非致死的脳卒中、入院を要する心不全・不安定狭心症・一過性脳虚血発作等の複合)

方法:スペイン15施設・オープンラベル・並行群間RCT(Spanish Sleep Network)。ACS患者2551例を組み入れ、OSA例1264例をCPAP群/通常ケア群に無作為化。OSAなし1287例の一部(603例)を参照群とした。追跡中央値3.35年。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。