高出血リスクで1か月DAPTでも、ポリマーフリー薬剤コーティングステントがBMSに優る(HBRからBMSを駆逐)― LEADERS FREE
Urban. 高出血リスクで1か月DAPTでも、ポリマーフリー薬剤コーティングステントがBMSに優る(HBRからBMSを駆逐)― LEADERS FREE(Polymer-Free Drug-Coated Stent vs BMS in High Bleeding Risk (LEADERS FREE)). N Engl J Med 2015;373(21):2038-2047.(DOI: 10.1056/NEJMoa1503943 / PMID: 26466021 / NCT01623180)
高出血リスク(HBR)2,466人を、ポリマーフリー・キャリアフリーのBiolimus A9(ウミロリムス)コーティングステント(DCS=BioFreedom)vs 同一プラットフォームのBMSに無作為化し、両群とも1か月DAPTで治療。1年の主要安全性(心臓死・MI・definite/probableステント血栓)は9.4% vs 12.9%(P=0.005で優越)、主要有効性(臨床driven TLR)もDCSで有意に低い。「HBRで1か月DAPTでも、薬剤コーティングステントがBMSに安全性・有効性で優る」を示し、HBRでBMSを使う根拠を消した転換点の試験。
背景・CQ
HBR患者はDAPTを短くしたく、従来はBMS+1か月DAPTが推奨された。だがBMSは再狭窄が多い。ポリマーを使わず薬剤を血管壁へ移行させるDCS(BioFreedom)が、1か月DAPTでもBMSに優るかが問われた。
HBRで1か月DAPTのとき、DCSはBMSに優るか?
研究デザイン(PICO)
高出血リスク(HBR)患者(n=2,466、20か国68施設)。
ポリマーフリーDCS(BioFreedom、Biolimus A9)(n=1,221)。
同一プラットフォームのBMS(Gazelle)(n=1,211)。両群とも1か月DAPT。
安全性=1年の心臓死・MI・ステント血栓の複合、有効性=臨床driven TLR。
方法:前向き・多施設・二重盲検・無作為化(NCT01623180)。HBR患者に特化(通常は試験から除外される集団)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。