冠動脈疾患へのプラバスタチン二次予防(LIPID)
The LIPID Study Group. 冠動脈疾患へのプラバスタチン二次予防(LIPID)(Prevention of Cardiovascular Events and Death with Pravastatin in Patients with Coronary Heart Disease and a Broad Range of Initial Cholesterol Levels (LIPID)). N Engl J Med.(DOI: 10.1056/NEJM199811053391902 / PMID: 9841303)
CAREは平均コレステロールの心筋梗塞後で二次予防を示したが、より広範囲のコレステロール・大規模での確認が求められた。LIPIDは9014例の冠動脈疾患(心筋梗塞既往または不安定狭心症、広範囲のコレステロール)を、プラバスタチン vs プラセボに無作為化。冠動脈死を24%、総死亡を22%、心筋梗塞・脳卒中・血行再建も減らした。当時最大級のスタチン二次予防試験として、"コレステロールの高低を問わず、冠動脈疾患患者にはスタチン"を確定させた記念碑的試験。
背景・CQ
4S(高コレステロール)とCARE(平均コレステロールの心筋梗塞後)がスタチン二次予防を示したが、より広い範囲のコレステロール値を持つ冠動脈疾患患者全般で、そして大規模に、スタチンが死亡を減らすかの確定が求められた。
冠動脈疾患(心筋梗塞既往または不安定狭心症)で広範囲のコレステロールを持つ患者で、プラバスタチンは冠動脈死・総死亡を減らすか?
研究デザイン(PICO)
心筋梗塞既往または不安定狭心症の既往を持ち、広範囲の総コレステロール(155〜271 mg/dL)の患者 9014例
プラバスタチン40 mg/日
プラセボ
主要=冠動脈疾患死
方法:多施設・国際(オーストラリア・ニュージーランド)・無作為化・二重盲検・プラセボ対照試験。平均追跡6.1年。1998年発表(試験登録制度確立前でNCT記載なし)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。