潜在性結核は4か月リファンピシンが9か月イソニアジドに非劣性で完遂率も高い ― Menzies 2018
Menzies. 潜在性結核は4か月リファンピシンが9か月イソニアジドに非劣性で完遂率も高い ― Menzies 2018(4 Months Rifampin vs 9 Months Isoniazid for LTBI). N Engl J Med 2018;379(5):440-453.(DOI: 10.1056/NEJMoa1714283)
成人の潜在性結核で、4か月リファンピシン(4R)vs 9か月イソニアジド(9H)を比較。活動性結核の発症は両群で低く4Rが非劣性、しかも治療完遂率が高く(約79% vs 63%)、重い肝障害が少ない。短く・安全・続けやすい—LTBI治療を短期レジメンへと動かしたランドマーク。
背景・CQ
潜在性結核(LTBI)治療の標準だった9か月イソニアジドは、長期間・アドヒアランス不良・肝毒性が課題で完遂率が低い。
より短く安全な4か月リファンピシンは、活動性結核の予防で9Hに非劣性か?完遂・安全性は改善するか?
研究デザイン(PICO)
リファンピシン禁忌のない、LTBI治療を要する成人(n≈6,500、複数国)。
リファンピシン 4か月(毎日)(4R)。
イソニアジド 9か月(毎日)(9H)。
28か月の追跡での確定活動性結核(非劣性)。副次:治療完遂率、grade3〜5の薬剤関連有害事象(肝毒性など)。
方法:多施設・無作為化・オープンラベル(カナダ・ブラジル・サウジ・インドネシア・西アフリカ等)。小児を対象とした並行試験(Diallo, NEJM 2018)も同時報告。
この続きは、無料登録で読めます。
登録に必要なのは、メールアドレスとパスワードだけです。カードの登録は要りません。
登録すると、この論文の続きを含めて、毎週3本まで、どの論文でも本文が読めます(毎週月曜にリセット)。
- 主な結果
- 臨床への落とし込み
- 結論
- 解釈と限界
- Editor's Note(解釈・使いどころ)
すべて読みたい方は、登録後にプレミアムを14日間¥0で試せます(カード登録が必要)。
本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。