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会員限定脂質異常症多施設・前向き・無作為化・非盲検・評価者盲検Lancet読了 約4分

日本人へのプラバスタチン一次予防(MEGA Study)

Nakamura H. 日本人へのプラバスタチン一次予防(MEGA Study)(Primary Prevention of Cardiovascular Disease with Pravastatin in Japan (MEGA Study)). Lancet.(DOI: 10.1016/S0140-6736(06)69472-5 / PMID: 17011942 / NCT00211705)

欧米のスタチン一次予防のエビデンス(WOSCOPS等)が、心血管イベント率の低い日本人にも当てはまるかは不明だった。MEGAは7832例の日本人の高コレステロール(冠動脈疾患・脳卒中なし)を、食事+低用量プラバスタチン(10-20mg)vs 食事のみに無作為化。冠動脈疾患を33%(HR0.67、66 vs 101件)減らした。日本人は低用量でも、欧米の高用量と同程度の利益を得られることを示した、日本初の大規模スタチン一次予防試験。欧米のエビデンスの日本人への外挿可能性を示した点で意義が大きい(非盲検の限界あり)。

Background

背景・CQ

スタチンの一次予防効果は欧米の試験(WOSCOPS等)で確立していたが、日本は欧米より心血管イベント率が低く(特に冠動脈疾患)、欧米のエビデンスがそのまま日本人に当てはまるかは不明だった。また日本では低用量スタチンが用いられることが多い。日本人の高コレステロール患者で、低用量プラバスタチンが冠動脈疾患を減らすかを検証した。

クリニカルクエスチョン

日本人の高コレステロール患者で、低用量プラバスタチンは冠動脈疾患を減らすか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

高コレステロール血症(総コレステロール220〜270 mg/dL)で冠動脈疾患・脳卒中の既往がない日本人 7832例(40〜70歳の男性・70歳以下の閉経後女性、女性が多数)

I
Intervention ・ 介入

食事療法+プラバスタチン10〜20 mg/日(低用量)

vs
C
Comparison ・ 対照

食事療法のみ

O
Outcome ・ 評価項目

主要=冠動脈疾患(心筋梗塞・狭心症・心臓死/突然死・冠動脈血行再建の複合)

方法:多施設・前向き・無作為化・非盲検・評価者盲検(PROBE)試験(日本)。平均追跡5.3年。NCT00211705。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。