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会員限定前立腺癌第3相・国際・非盲検・無作為化比較試験JAMA 2026読了 約5分

中リスク限局性前立腺癌に対する体幹部定位放射線治療と中等度寡分割IMRTの比較(NRG-GU005)

Ellis RJ. 中リスク限局性前立腺癌に対する体幹部定位放射線治療と中等度寡分割IMRTの比較(NRG-GU005)(Stereotactic Body Radiotherapy vs Moderately Hypofractionated IMRT for Localized Intermediate-Risk Prostate Cancer (NRG-GU005)). JAMA 2026.(DOI: 10.1001/jama.2026.12627 / PMID: 42593775 / NCT03367702)

臨床病期T1〜T2b、Gleason 3+4(grade group 2)でPSA 20 ng/mL未満、またはGleason 3+3(grade group 1)でPSA 10〜20 ng/mLの中リスク限局性前立腺癌698例を、SBRT(36.25 Gy/5分割、353例)と中等度寡分割IMRT(70 Gy/28分割または60 Gy/20分割、345例)に1:1で割り付けた国際第3相非盲検RCT。共主要評価項目は2年時点でのEPIC-26の尿路刺激・閉塞ドメインと腸管ドメインにおける「臨床的に意味のある最小変化量(MCID)」の頻度、および3年無病生存。2年時点の尿路刺激ドメインは35.4% vs 33.7%(P=.68)で差なし。腸管ドメインは34.9% vs 43.8%(P=.03)とSBRTが有利。一方3年無病生存はIMRT 92.1%(95%CI 88.9–95.2)vs SBRT 88.6%(85.2–92.1)で、片側log-rank P<.001。生活の質の複数のドメインは改善したが、無病生存でSBRTがIMRTに優ることは示されなかった。

Background

背景・CQ

前立腺癌の放射線治療は変わりつつある。どれだけ短い期間で照射を終えられるか、そしてその治療の利益と不利益がどうかは、社会的にも関心が高い。

クリニカルクエスチョン

中リスク限局性前立腺癌で、5回で終わるSBRTは、28回または20回の中等度寡分割IMRTより、患者報告アウトカムと無病生存の点で優れているか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

臨床病期T1〜T2b、Gleason 3+4(grade group 2)かつPSA 20 ng/mL未満、またはGleason 3+3(grade group 1)かつPSA 10〜20 ng/mLの限局性前立腺癌698例(年齢中央値68歳、アジア系3%、黒人13%、白人80%)

I
Intervention ・ 介入

SBRT 36.25 Gy/5分割(353例)

vs
C
Comparison ・ 対照

中等度寡分割IMRT 70 Gy/28分割または60 Gy/20分割(345例)

O
Outcome ・ 評価項目

共主要=2年時点のEPIC-26の尿路刺激・閉塞ドメインと腸管ドメインにおけるMCIDの頻度、および3年無病生存

方法:第3相・国際・非盲検・無作為化比較試験。アジア・カナダ・欧州・米国の136施設。2017年11月16日に試験を開始し、2022年6月8日に登録を終了、最終追跡日は2024年10月13日。予定登録数692例により、EPIC-26の尿路刺激・閉塞ドメインで8%、腸管ドメインで10%のMCID頻度の減少を検出でき、無病生存のハザード比0.62を検出する検出力は80%超と見積もられた。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。