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会員限定急性虫垂炎予測モデルの開発と検証Pediatrics 2018読了 約5分

小児虫垂炎のリスクを連続値で出す ― pARC の開発と検証

Kharbanda AB. 小児虫垂炎のリスクを連続値で出す ― pARC の開発と検証(Development and Validation of a Novel Pediatric Appendicitis Risk Calculator (pARC)). Pediatrics 2018.(DOI: 10.1542/peds.2017-2699 / PMID: 29535251)

急性腹痛の患者について、虫垂炎のリスクを連続的なスケールで定量できる臨床計算ツールの開発と検証。3つの独立したコホートの二次解析として行われた。導出サンプルは2009年3月から2010年4月に9つの小児救急部門を受診した例、検証サンプルは単一の小児救急部門の2003〜2004年および2013〜2015年の受診例である。評価した変数は、年齢、性別、体温、悪心・嘔吐、疼痛の持続時間、疼痛の部位、歩行時痛、疼痛の移動、筋性防御、白血球数、好中球絶対数。ステップワイズ回帰で最良のモデルを選択し、pARCの検査性能を Pediatric Appendicitis Score(PAS) と比較した。導出サンプルは2423例(虫垂炎40%)、検証サンプルは1426例(虫垂炎35%)。最終的なpARCモデルに含まれた変数は性別、年齢、疼痛の持続時間、筋性防御、疼痛の移動、右下腹部の最大圧痛、好中球絶対数の7項目。検証サンプルでpARCはほぼ完全なキャリブレーションと高い識別能を示し(AUC 0.85、95%CI 0.83〜0.87)、PAS(AUC 0.77、95%CI 0.75〜0.80)を上回った。pARCを用いると、検証コホートのほぼ半数を虫垂炎リスク15%未満または85%以上として正確に分類できたのに対し、PASでスコア3未満または8超に分類できたのは23%にとどまった。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。