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会員限定髄膜炎非無作為化・多施設・後ろ向きの傾向スコア解析Lancet Child Adolesc Health 2025読了 約5分

小児の肺炎球菌性髄膜炎に補助デキサメタゾンは死亡を減らすか ― 傾向スコア解析

Giolito A. 小児の肺炎球菌性髄膜炎に補助デキサメタゾンは死亡を減らすか ― 傾向スコア解析(Adjunctive Dexamethasone and 30-Day All-Cause Death in Paediatric Pneumococcal Meningitis). Lancet Child Adolesc Health 2025.(DOI: 10.1016/S2352-4642(25)00029-X / PMID: 40113367)

肺炎球菌性髄膜炎は細菌性髄膜炎の主要な原因で、世界の小児で最も致死的な肺炎球菌疾患である。小児での補助デキサメタゾンが死亡を防ぐかどうかのエビデンスは乏しかった。フランスの全国小児細菌性髄膜炎サーベイランス(168の微生物検査室と連携する238の小児病棟)のデータを用い、2005年1月1日から2022年11月1日に入院した0〜17歳の確定肺炎球菌性髄膜炎例で、抗菌薬開始から12時間以内に投与されたデキサメタゾン(0.15mg/kgを6時間ごと4日間、国内ガイドラインに準拠)と非投与を比較した。報告された1765例のうち534例を除外し1231例を解析。年齢中央値1.1歳(IQR 0.5〜5.0、範囲0〜17.9)、女児495例(40%)、男児716例(58%)、性別不明20例(1%)。デキサメタゾン投与650例(53%)、非投与581例(47%)。全体で108例(9%)が死亡し、入院30日以内の死亡は105例(9%)で、デキサメタゾン群 650例中36例(6%)、非投与群 581例中69例(12%)。逆確率重み付け(IPTW)後の補正30日死亡率は6% vs 12%(周辺オッズ比 0.39、95%CI 0.23〜0.65)。傾向スコアマッチングなどの感度分析でも同様の結果だった。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。