外来の高リスクCOVID-19で3日間レムデシビルが入院・死亡を87%低下 ― PINETREE
Gottlieb. 外来の高リスクCOVID-19で3日間レムデシビルが入院・死亡を87%低下 ― PINETREE(Early Outpatient Remdesivir (PINETREE)). N Engl J Med 2022;386(4):305-315.(DOI: 10.1056/NEJMoa2116846 / PMID: 34937145 / NCT04501952)
重症化リスクのある外来COVID-19患者で、3日間のレムデシビル点滴 vs プラセボを比較。28日までのCOVID関連入院または全死亡を87%低下(HR 0.13、95%CI 0.03–0.59、P=0.008)。抗ウイルス薬は早期に使うほど効くを示した試験。ただし3日連続の点滴という実務上の壁と、オミクロン前・ワクチン普及前のデータである点に注意。
背景・CQ
レムデシビルは入院COVID-19で臨床転帰を改善するが、は不明だった。
外来(非入院)の高リスク患者で早期に投与すれば重症化を防げるか?
研究デザイン(PICO)
非入院・発症7日以内のCOVID-19で、重症化リスク因子(60歳以上・肥満〔BMI≥30〕・特定の併存疾患)を1つ以上もつ患者(12歳以上、主に成人)。
レムデシビル点滴 3日間(1日目200mg、2・3日目100mg)。
プラセボ。
28日までのCOVID関連入院または全死亡。
方法:無作為化・二重盲検・プラセボ対照・多施設(第3相、GS-US-540-9012)。登録は2020年9月〜2021年4月(オミクロン流行前・ワクチン普及前)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。