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会員限定脂質・二次予防(スタチン)多施設・国際・無作為化・二重盲検・実薬対照試験N Engl J Med読了 約4分

ACS後の強力 vs 中等度スタチン(PROVE-IT TIMI 22)

Cannon CP. ACS後の強力 vs 中等度スタチン(PROVE-IT TIMI 22)(Intensive versus Moderate Lipid Lowering with Statins after Acute Coronary Syndromes (PROVE-IT TIMI 22)). N Engl J Med.(DOI: 10.1056/NEJMoa040583 / PMID: 15007110)

スタチンの有効性は確立したが、"どこまで強く下げるか"は不明で、当時の目標LDLは100だった。PROVE-ITは4162例のACS後を、高用量アトルバスタチン80mg(強力)vs 中等度プラバスタチン40mgに無作為化。アトルバスタチンはLDLを62 mg/dL(プラバスタチンは95)まで下げ、主要複合を16%減らした。"目標の100を大きく下回る62でも、さらに利益がある(lower is better)"を臨床で示し、ACS後は強力なスタチンで積極的に下げる時代を開いた試験。

Background

背景・CQ

スタチンが心血管イベントを減らすことは確立したが、"どこまでLDLを下げるべきか"は不明だった。当時のガイドラインの目標LDLは100 mg/dL程度で、それより下げる利益は証明されていなかった。

クリニカルクエスチョン

急性冠症候群(ACS)という高リスクの後で、高用量スタチンによる強力なLDL低下は、中等度の低下より心血管イベントを減らすか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

発症10日以内の急性冠症候群(不安定狭心症・非Q波心筋梗塞)の患者 4162例

I
Intervention ・ 介入

高用量アトルバスタチン80 mg/日(強力な低下)

vs
C
Comparison ・ 対照

中等度プラバスタチン40 mg/日

O
Outcome ・ 評価項目

主要=死亡・心筋梗塞・不安定狭心症による再入院・血行再建(≥30日)・脳卒中の複合

方法:多施設・国際・無作為化・二重盲検・実薬対照試験(非劣性で設計、優越性を検出)。平均追跡2年。2×2でガチフロキサシン(抗菌薬・無関係)も比較。2004年発表(試験登録制度確立前でNCT記載なし)。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。