リツキシマブがANCA関連血管炎の寛解導入をシクロホスファミドに匹敵させる
Stone(RAVE-ITN Research Group). リツキシマブがANCA関連血管炎の寛解導入をシクロホスファミドに匹敵させる(RAVE). N Engl J Med 2010;363(3):221-232.(DOI: 10.1056/NEJMoa0909905 / PMID: 20647199 / NCT00104299)
重症のANCA関連血管炎(GPA/MPA)で、B細胞を枯渇させるリツキシマブが、従来のシクロホスファミドに非劣性で寛解を導入(6ヶ月のステロイドなし寛解 64% vs 53%)。再発例ではむしろ優越(67% vs 42%)。ANCA関連血管炎の寛解導入を変えた。
背景・CQ
ANCA関連血管炎の寛解導入は40年間、シクロホスファミド+ステロイドが標準だったが、毒性(感染・不妊・悪性腫瘍)が問題だった。
B細胞標的のリツキシマブは、より安全に同等の寛解を導入できるか?
研究デザイン(PICO)
重症ANCA関連血管炎(GPA=旧Wegener/MPA)、ANCA陽性(n=197)。
リツキシマブ(375mg/m²/週×4)+ステロイド。
シクロホスファミド(2mg/kg/日)→アザチオプリン+ステロイド。
6ヶ月のステロイドなし完全寛解(BVAS/WG=0)。
方法:多施設・無作為化・二重盲検・ダブルダミー・非劣性。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。