SADHART ― ACS後のうつにセルトラリンは安全(重症・再発例で有効)
. SADHART ― ACS後のうつにセルトラリンは安全(重症・再発例で有効)(SADHART). JAMA 2002;288(6):701-709.(DOI: 10.1001/jama.288.6.701 / PMID: 12169073)
急性冠症候群(ACS:最近の心筋梗塞/不安定狭心症)後の大うつ病369人で、セルトラリン vs プラセボを24週比較。主要評価の心血管安全性(LVEF・心拍・不整脈)は差なし=安全。抑うつの改善は全体では有意差なし(高いプラセボ反応)だが、再発・重症例では有効。ACS後うつにSSRIを安全に使える礎。
背景・CQ
ACS患者の15〜23%に大うつ病が合併し、予後悪化の独立した危険因子。だが不安定な虚血性心疾患で抗うつ薬が安全・有効かのエビデンスがなかった。
ACS後うつにセルトラリンは安全に使えるか?
研究デザイン(PICO)
最近のACS(MI/不安定狭心症)後の大うつ病(n=369、セルトラリン186)。
セルトラリン(SSRI)。
プラセボ。24週。
心血管安全性(左室駆出率LVEFの変化)。副次:抑うつ(HAM-D/CGI)。
方法:無作為化・二重盲検・プラセボ対照。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。