JAK阻害薬未治療の骨髄線維症にセリネクソルをルキソリチニブへ上乗せ(SENTRY)
Bose P. JAK阻害薬未治療の骨髄線維症にセリネクソルをルキソリチニブへ上乗せ(SENTRY)(Selinexor Plus Ruxolitinib in Janus Kinase Inhibitor-Naive Myelofibrosis (SENTRY)). J Clin Oncol 2026.(DOI: 10.1200/JCO-26-01080 / PMID: 42227656)
ルキソリチニブは骨髄線維症の脾腫と症状を改善するが、クローン量(clonal burden)を安定して減らすことはできない。エクスポーチン1阻害薬セリネクソルは骨髄線維症で活性を示していた。SENTRY は JAK阻害薬未治療の骨髄線維症353例を、セリネクソル+ルキソリチニブとプラセボ+ルキソリチニブに2:1で割り付けた二重盲検第3相試験。共主要評価項目は24週時の脾容積35%以上縮小(SVR35)と、総症状スコアのベースラインからの絶対平均変化(AbsTSS、倦怠感を除く)。SVR35 は 49.8% vs 28.0%(差 21.8 ポイント、オッズ比 2.58、95%CI 1.60〜4.17)で達成された一方、AbsTSS は達成されず(−9.9 vs −10.9、群間に有意差なし)。追跡中央値約12か月で全生存のハザード比は 0.43(95%CI 0.19〜1.00、nominal p=.022)。Grade3以上の有害事象は 70.1% vs 50.0% で、貧血・血小板減少・好中球減少が最多だった。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。