重症市中肺炎へのヒドロコルチゾンが28日死亡を6.2%対11.9%に減少 ― CAPE COD
Dequin. 重症市中肺炎へのヒドロコルチゾンが28日死亡を6.2%対11.9%に減少 ― CAPE COD(Hydrocortisone for Severe CAP (CAPE COD)). N Engl J Med 2023;388(21):1931-1941.(DOI: 10.1056/NEJMoa2215145 / PMID: 36942789 / NCT02517489)
ICUに入る重症市中肺炎(CAP)で、ヒドロコルチゾン vs プラセボを比較。28日死亡は6.2%(25/400)vs 11.9%(47/395)でステロイド群が有意に低下(絶対差 −5.6%、P=0.006、NNT≈18)。挿管・昇圧薬使用も減少。重症CAPに早期ステロイドを支持する近年のランドマーク(※インフルエンザ肺炎・敗血症性ショックは除外)。
背景・CQ
重症CAPは強い炎症反応で臓器障害・死亡を招く。ステロイドの効果は過去の試験・メタ解析で結論がばらついていた。
ICUに入る重症CAPで、ヒドロコルチゾンは28日死亡を減らすか?
研究デザイン(PICO)
ICU入室の重症CAP成人(人工呼吸/高流量・NIVでFiO2≥50%/PSIクラスV〔>130〕等の重症基準を1つ以上)。フランス多施設、n=795解析。
ヒドロコルチゾン 200mg/日(持続静注)を改善に応じて4日または7日、その後漸減(計8〜14日)。
プラセボ。両群とも標準治療(抗菌薬・支持療法)。
28日全死亡。
方法:第3相・多施設・二重盲検・無作為化・優越性。2回目の中間解析で早期有効中止。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。