薬剤感受性肺結核は4か月リファペンチン・モキシフロキサシンが標準6か月に非劣性 ― Study 31
Dorman. 薬剤感受性肺結核は4か月リファペンチン・モキシフロキサシンが標準6か月に非劣性 ― Study 31(4-month Rifapentine-Moxifloxacin Regimen for TB (Study 31/A5349)). N Engl J Med 2021;384(18):1705-1718.(DOI: 10.1056/NEJMoa2033400 / PMID: 33951360 / NCT02410772)
薬剤感受性の肺結核で、4か月のリファペンチン・モキシフロキサシン併用レジメン vs 標準6か月(RIPE)を比較。不良アウトカムは15.5% vs 14.6%(微生物学的適格集団)で4か月モキシ併用が非劣性。モキシフロキサシンを含まない4か月は非劣性を満たさず。結核治療を6か月→4か月へ短縮できる初の規定レジメン(WHO/CDC承認)。
背景・CQ
結核治療は最短6か月が必要で、長期治療がアドヒアランス・脱落の壁。強力なリファペンチン(高用量)を軸にすれば、
4か月へ短縮しても標準6か月に非劣性か?
研究デザイン(PICO)
薬剤感受性の肺結核(青年・成人、HIV共感染・空洞例含む。微生物学的適格 n=2,343)。
①リファペンチン1200mg+INH+ピラジナミド+モキシフロキサシン(リファペンチン・モキシ群)、②リファペンチン+INH+ピラジナミド+エタンブトール(リファペンチン群、モキシなし)。
標準6か月 RIPE(リファンピシン・INH・ピラジナミド・エタンブトール)。
12か月時点の結核無病生存(不良アウトカムの割合)。非劣性マージン6.6%ポイント。
方法:国際多施設・無作為化・オープンラベル・第3相・非劣性(TBTC Study 31/ACTG A5349)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。