関節リウマチ発症リスクの高い関節痛に対する1年限定メトトレキサート介入の5年成績(TREAT EARLIER)
van Mulligen E. 関節リウマチ発症リスクの高い関節痛に対する1年限定メトトレキサート介入の5年成績(TREAT EARLIER)(Long-term Durability of a Time-limited Methotrexate Intervention in Arthralgia at Increased Risk for Rheumatoid Arthritis (TREAT EARLIER)). Lancet Rheumatol 2026.(DOI: 10.1016/S2665-9913(26)00109-8 / PMID: 42392130)
TREAT EARLIER 試験は、関節リウマチ発症リスクのある関節痛(clinically suspect arthralgia)で、1年間のメトトレキサート介入が炎症の負荷は改善したものの2年時点でリウマチ発症を予防しなかったと報告していた。今回の5年追跡では、病態のサブタイプ(ACPA陽性/陰性)と発症リスクで層別して長期効果を検証した。236例(介入119例/プラセボ117例)のうち215例(91%)が5年追跡を完了。予測発症リスクが10%超の120例(ACPA陰性66例[55%]、ACPA陽性54例[45%])を5年解析の対象とした。ACPA陰性では身体機能障害(HAQ)の改善が5年間持続し(平均差 −0.16、95%CI −0.29〜−0.04、p=0.0082)、リウマチ発症は3/35例(9%)vs 10/31例(32%)、HR 0.24(95%CI 0.07〜0.87、p=0.018)、NNT 4。ACPA陽性では2年時点で見られた身体機能の利益は持続せず(−0.12、95%CI −0.26〜0.03、p=0.12)、発症も18/31例(58%)vs 15/23例(65%)、HR 0.75(95%CI 0.38〜1.49、p=0.41)で差がなかった。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。