敗血症性ショックでも制限的輸血(Hb 7)で十分 ― 輸血量は半減
Holst(TRISS/Scandinavian Critical Care Trials Group). 敗血症性ショックでも制限的輸血(Hb 7)で十分 ― 輸血量は半減(TRISS). N Engl J Med 2014;371(15):1381-1391.(DOI: 10.1056/NEJMoa1406617 / PMID: 25270275 / NCT01485315)
敗血症性ショックのICU患者で、Hb≤7で輸血する制限的戦略は、Hb≤9の積極的戦略と90日死亡が同等(43% vs 45%、P=0.44)。虚血イベント・生命維持の使用も差なし。輸血量は約半減(中央値1 vs 4単位、無輸血36% vs 1.2%)。重症の敗血症性ショックでもHb 7で安全。
背景・CQ
TRICC(1999)はHb 7の制限的輸血を確立したが、敗血症性ショックは除外されていた。最も重症で輸血需要の高いこの集団でも、制限的輸血は安全か?
研究デザイン(PICO)
敗血症性ショックのICU成人、Hb≤9(n=998、北欧30 ICU)。心筋虚血は除外。
制限的輸血(Hb≤7 g/dLで輸血)。
積極的輸血(Hb≤9 g/dLで輸血)。白血球除去RBCを単位ごとに。
90日全死亡。
方法:無作為化・多施設・評価者盲検。血液腫瘍の有無・施設で層別。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。