Paper Cruxy
原著を開く
会員限定急性陰嚢症システマティックレビュー・メタ解析J Urol 2022読了 約5分

精巣捻転を7点で層別する ― TWIST score のシステマティックレビュー

Qin KR. 精巣捻転を7点で層別する ― TWIST score のシステマティックレビュー(Diagnosing with a TWIST: Systematic Review and Meta-Analysis of a Testicular Torsion Risk Score). J Urol 2022.(DOI: 10.1097/JU.0000000000002496 / PMID: 35238603)

は、急性陰嚢痛を評価する7点満点のツールである。項目は精巣腫脹(2点)、硬い精巣(2点)、高位精巣(1点)、挙睾筋反射消失(1点)、悪心・嘔吐(1点)。本研究はTWISTの診断的有用性とリスク層別における役割を、診断精度のシステマティックレビュー・メタ解析で明らかにしたものである。5つのリスク層別システムを検討し、Barbosa(0〜2、3〜4、5〜7)Sheth(0、1〜5、6〜7) を含む各システムについて感度・特異度・ROC曲線下面積を求めた。13研究が同定され、前向き研究9件が診断精度のメタ解析に進み、小児の5研究(1060例、捻転199例)が主解析に含まれた。最も正確なリスク層別システムは Barbosa(0〜2、3〜4、5〜7) で、AUC 0.924(95%CI 0.865〜0.956)。Barbosaは低リスク患者で良好な感度(0.984) を示して捻転の除外を可能にし、高リスク患者で良好な特異度(0.975) を示して緊急の手術的試験開腹を後押しした。中間リスク患者の感度と特異度はそれぞれ0.922と0.682で、超音波によるさらなる精査の必要性が示された。この層別を用いると、低リスク65.2%、中間リスク19.9%、高リスク14.9%に分類される。急性陰嚢症100例あたり、見逃し捻転 1.6件、超音波施行 19.9件、陰性の試験開腹 2.5件という計算になる。

この続きは、無料登録で読めます。

無料登録すると、毎週3本まで、どの論文でも本文が読めます(毎週月曜にリセット)。すべて読みたい方は、登録後にプレミアムを14日間¥0で試せます。

まずは、全文を3本。

登録なしで最後まで読めるサンプルがあります。解説の深さをここで確かめてください。

無料で読める3本を見る

本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。