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会員限定大腸・内視鏡検診RCT・多施設・大規模集団ベースLancet 2010読了 約6分

生涯1回の軟性S状結腸鏡検診で大腸癌の罹患と死亡は減るか(UK Flexible Sigmoidoscopy Screening Trial)

Atkin WS. 生涯1回の軟性S状結腸鏡検診で大腸癌の罹患と死亡は減るか(UK Flexible Sigmoidoscopy Screening Trial)(Once-Only Flexible Sigmoidoscopy Screening in Prevention of Colorectal Cancer (UK FSS Trial)). Lancet 2010.(DOI: 10.1016/S0140-6736(10)60551-X / PMID: 20430429)

大腸癌は世界で3番目に多い癌である。この試験は「生涯に1回の軟性S状結腸鏡だけで、罹患と死亡を大きく減らせるか」を検証した。英国14施設で、事前の質問票で検診への参加意思を示した55〜64歳の男女170,432人を、検診群57,237人と対照群113,195人に無作為化した。検診群のうち実際に検査を受けたのは40,674人(71%)。追跡期間中央値11.2年(IQR 10.7–11.9)で2,524人が大腸癌と診断され(対照群1,818人、検診群706人)、20,543人が死亡した(対照群13,768人、検診群6,775人)。うち大腸癌による死亡と証明されたのは727人(対照群538人、検診群189人)。ITT解析で罹患は23%減(HR 0.77、95%CI 0.70–0.84)、死亡は31%減(HR 0.69、0.59–0.82)。遠位大腸癌(直腸・S状結腸)の罹患に限れば50%減(HR 0.50、0.42–0.59)だった。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。