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会員限定MRSA・バンコマイシンTDMASHP・IDSA・PIDS・SIDP合同の改訂コンセンサスガイドラインAm J Health Syst Pharm 2020読了 約4分

重症MRSA感染のバンコマイシンはトラフからAUC/MICガイド(400〜600)へ ― 2020改訂コンセンサス

Rybak. 重症MRSA感染のバンコマイシンはトラフからAUC/MICガイド(400〜600)へ ― 2020改訂コンセンサス(Vancomycin AUC-guided TDM for Serious MRSA (Rybak 2020)). Am J Health Syst Pharm 2020;77(11):835-864.(DOI: 10.1093/ajhp/zxaa036)

重症MRSA感染のバンコマイシンは、従来のトラフ15〜20µg/mL目標を撤回し、AUC/MIC 400〜600(MIC=1と仮定)を目標にする。トラフ高値は腎障害(AKI)を増やすためで、ベイズ法ソフトでAUCを推定する。※単一RCTではなくASHP/IDSA/PIDS/SIDPの改訂コンセンサスガイドライン。

Background

背景・CQ

2009年版はAUC/MICの代用としてトラフ15〜20µg/mLを推奨していたが、これは効果の根拠が弱く、過剰曝露で腎毒性(AKI)が増えることが分かってきた。

クリニカルクエスチョン

重症MRSA感染のバンコマイシンを、より安全・有効に管理する目標値は何か?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

重症・侵襲性MRSA感染(菌血症・感染性心内膜炎・肺炎・骨髄炎・髄膜炎など)の成人・小児。

I
Intervention ・ 介入

AUC/MICガイドの投与・モニタリング(目標AUC 400〜600 mg·h/L、MIC=1µg/Lと仮定。ベイズ推定ソフトで2点〔または1点〕から算出)。

vs
C
Comparison ・ 対照

従来のトラフ15〜20µg/mLガイドのモニタリング。

O
Outcome ・ 評価項目

臨床効果の維持と腎毒性(AKI)の低減。

方法:ASHP・IDSA・PIDS・SIDP合同の改訂コンセンサスガイドライン(エビデンスレビュー)。RCTではなく、PK/PD・毒性動態・観察研究の統合。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。